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どうしてスウェーデンは虫歯ゼロ大国なのか

日本でも、北欧のスウェーデンが虫歯ゼロ大国ということはよく知られています。
ところがかつてのスウェーデンは、なんと真逆の虫歯大国といわれていたことをご存じでしょうか。
昔は日本の子どもよりずっと発症の多い国だったのですが、約30年前に国を挙げて根絶に取り組んだ成果が、今現れているのです。
現在では日本の約10分の1以下という少なさですから、成功したスウェーデン式の歯科予防法はぜひ真似したいですよね。
その内容は、とてもきめ細やかなものです。
まず、歯ブラシだけではケアはNGで、毛が届きにくい歯と歯の間をきれいにするデンタルフロスは必須道具です。
歯ブラシだけで磨けるのは6割ほどで、ケアしにくい部分にはそれぞれグッズを使って対応しています。
デンタルフロス、もしくは糸ようじはもちろん、歯と歯肉のすき間は歯間ブラシでブラッシングします。
歯ブラシが届きにくい奥歯の溝には、ブラシが小さいスポットブラシを使います。
酸化が進む食後10~15分以内に歯磨きを実施すると虫歯の進行を食い止められますし、歯茎もマッサージすると血行がよくなり歯周病も予防できます。

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